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いまさらながら人生100年とは?

最終更新: 2月26日



健康寿命も平均寿命も新記録更新中


日常生活に制限のない期間の平均ってご存知ですか?それは健康寿命といいます。厚生労働科学研究「健康寿命の全国推移の算定・評価に関する研究 -全国と都道府県の推移-平成29年度分担研究報告書」によると、男性72.14歳、女性74.79歳といずれも前回数値を上回りました。つまり元気でいる期間が延びたということですね。

また、平均寿命も男性81.25歳、女性87.32歳(平成30年簡易生命表)とこちらも新記録更新中です。人生100年時代は本当に来そうですね。



ところで人生100年時代って何?


あちらこちらで人生100年時代という言葉を聞くようになりましたが、いつからささやかれるようになったのでしょうか?それは2016年11月に発売された『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』(リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット 著 東洋経済新報社)がきっかけです。


人生100年時代とは、教育をうけて社会人になり、仕事をして引退してセカンドライフという従来の3つのステージから、学び直して(リカレント教育)別の仕事に就く、今の仕事をチェンジする、複数の仕事をかけもちするといったように、さまざまなステージを過ごして長きに渡り現役でいる“マルチステージ”であると説明しています。人生100年時代を柔軟に生きていくには、金融資産だけでなく以下のような3つの資産が必要だそうです。


<生産性資産>

スキルや知識、仲間、評判など、仕事の成功、所得を得るために必要なスキル、知識、仲間など

<活力資産>

心身ともに健康を維持するために必要な生活や家族、友人、健康など

<変身資産>

変化の時代に必要な自己理解や脈、柔軟性や行動力など

50代がやっておくべきこと


「人生100年時代はこれからの若い世代の人の話じゃないの?」と考えている人にお知らせすると、1967年生まれの人の50%が92歳から96歳まで生きると推測されています。ほぼ100歳ですね。今までの3ステージでいえば「引退」が迫っている50代の人はのんびりしていられません。仕事や暮らし方、新たな学びなど、今後のライフプランを再度見直して早急に計画する必要がありそうです。



(参考図書)

『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』(リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット 著 東洋経済新報社)


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執筆者:石川英彦(いしかわひでひこ)

<プロフィール>

金融デザイン株式会社 代表取締役

2級ファイナンシャルプランニング技能士​

1968年愛知県生まれ。南山大学経営学部卒業後、就職することなく海外放浪へ。大好きなオートバイで北は「アラスカ・北極海」南は「アリゾナの砂漠」まで、北米を野宿しながら37,000キロ走破。帰国後、老舗ホテルでボーイの仕事し、サービス業とはなんたるかを学ぶ。あるきっかけで保険代理店の手伝いをしたことで金融の世界を知る。その“奇妙”な世界に疑問を感じ「お金に関する情報形成」「売り手と買い手がハッピーになる金融コンテンツづくり」をミッションとした、株式会社マネーライフナビを設立(1996年)。FP(ファイナンシャルプランナー)の実務をこなしながら多数の金融コンテンツを手がける。2011年にはエフピーリサーチアンドコンテンツ株式会社を設立。全国各地のご当地FP®︎による多数の意見を発信。2017年9月に社名を金融デザイン株式会社に変更し「金融を普通にする」ための起爆剤を充填中。

著書に「生命保険知って得する数字のカラクリ(技術評論社)」「損害保険を見直すならこの一冊(自由国民社)」など

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