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新型コロナウイルスは保険で保障される?

最終更新: 2月26日



サーズ(SARS、重症急性呼吸器症候群)やマーズ(MERS、中東呼吸器症候群)につづく新型コロナウイルスの感染が広がっています。

今後の行方が気になりますが、万が一新型コロナウイルスに感染したら保険で保障されるのでしょうか?という話題が必ず付いてきますね。


結論からいいますと保障されます。


健康保険や民間の医療保険、海外旅行保険の治療費用保険など、治療を目的とした医療行為を保障の対象としている保険であれば給付対象となります。


保険で保障されるかされないかを考えるときに知っておきたいのが地震や津波などの大規模な自然災害についてです。多くの保険会社が「地震・噴火・津波または戦争その他の変乱によるとき」については免責としていて、支払わないもしくは減額して支払うとしています。想定を超える規模の給付になると保険会社の運営が立ち行かなくなるからです。ちなみに東日本大震災の時はすべての保険会社が全額支払いの対応をしました。


想定を超える規模というと今回のような感染症もその一つです。医療保険の「疾病入院給付金」は病気による治療であれば給付対象になります。一方、突発的なケガのときに補償してくれる傷害保険はあくまでケガの保険なのですが、「特定感染症危険補償特約」を付けていれば傷害保険でもSARS、MERS、鳥インフルエンザ(H5N1)、鳥インフルエンザ(H7N9)などの感染症が補償の対象となっています。


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執筆者:石川英彦(いしかわひでひこ)

<プロフィール>

金融デザイン株式会社 代表取締役

2級ファイナンシャルプランニング技能士​

1968年愛知県生まれ。南山大学経営学部卒業後、就職することなく海外放浪へ。大好きなオートバイで北は「アラスカ・北極海」南は「アリゾナの砂漠」まで、北米を野宿しながら37,000キロ走破。帰国後、老舗ホテルでボーイの仕事し、サービス業とはなんたるかを学ぶ。あるきっかけで保険代理店の手伝いをしたことで金融の世界を知る。その“奇妙”な世界に疑問を感じ「お金に関する情報形成」「売り手と買い手がハッピーになる金融コンテンツづくり」をミッションとした、株式会社マネーライフナビを設立(1996年)。FP(ファイナンシャルプランナー)の実務をこなしながら多数の金融コンテンツを手がける。2011年にはエフピーリサーチアンドコンテンツ株式会社を設立。全国各地のご当地FP®︎による多数の意見を発信。2017年9月に社名を金融デザイン株式会社に変更し「金融を普通にする」ための起爆剤を充填中。

著書に「生命保険知って得する数字のカラクリ(技術評論社)」「損害保険を見直すならこの一冊(自由国民社)」など

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