• 50カラ

あなたは、あと何年生きる? 


人生100年時代と言われますが、平均寿命は残念ながらまだ100歳にはほどとおく、男性が81.41歳、女性が87.45歳です。もし、あなたが今50歳の男性だとしたら、平均的な人生はあと31年。ではありません。

正式には、平均寿命は0歳の人の平均余命

毎年、厚生労働省から、「生命表」が発表されています。5年に1度、国勢調査から出した「完全生命表」が、その他の年は「簡易生命表」が発表されます。「生命表」に記されているのは、平均余命です。その年齢の人が平均であと何年生きるか、というもので、つまり0歳の平均余命が平均寿命となっています。

50歳の男性の平均余命は32.89年ですから、平均で約83歳まで生きるということ。60歳の女性の平均余命は29.17年なので、平均でも90歳近くまで生きるということ。思った以上に長生きなのです。


<主な年齢の平均余命(単位:年)>


令和元年簡易生命表より

セカンドライフの時間は長い!

平均寿命は、年次推移を見てもわかるように、どんどん長くなってきています。今から約30年前の平成2年では、男性はなんと76歳! 60歳でリタイアしたとして、その後をセカンドライフとすると16年しかなかったことになります。

とすれば、定年退職後はゆっくりと悠々自適で・・・がスタンダードな願いだったのもわかります。

<平均寿命の年次推移>


令和元年簡易生命表より


しかし今や60歳で退職したら、その後の人生が20年以上。余命で見れば男性24年、女性29年。その時間を悠々自適だけで過ごしてはもったいない。体が動くうちにやりたいこと、自由に外出できなくなってもできることを準備すること、など、セカンドライフの長い時間の過ごし方を綿密に考えておきたいですね。


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執筆者:高田晶子

<プロフィール>

金融デザイン株式会社 取締役 一級ファイナンシャルプランニング技能士/宅地建物取引士  大学卒業後、信託銀行に就職。信託銀行退職後、イベント会社、不動産コンサルティング会社を経て、1996年、ファイナンシャルプランナーとして独立。2010年まで女性3人で活動、年間300件の相談業務を行う。2010年より金融デザイン株式会社(旧株式会社マネーライフナビ)の取締役。著書に「住宅ローン 賢い人はこう借りる!(共著、PHP研究所)」